日本語の文章を英語に訳すと、通常約1.2〜1.5倍の長さになります。また、日本語はいろいろな飾りや、間接的な表現で丁寧さを高めようとする言語で、サイト上に問合せ先を表示する際にも、「ご不明な点がございましたら、大変恐れ入りますが、下記のアドレスまでご連絡いただきますようお願い申し上げます。」といった文章が見られます。しかし、これをそのまま英語に訳すと、丁寧なようで実は、とてもくどくて長い、やっかいな文章になってしまいます。不明点を抱えているユーザーに対しては、"If
you have any questions,
please contact us."等として、問合せフォームへのリンクやメールアドレスを分かりやすく示したほうがずっと親切なはずです。
しかし、適切なことばを選ぶというのは容易ではなく、また、1つの単語の持つ重要性が極めて高くなります。言い換えれば、1つの単語の間違いが致命的な事態を引き起こすこともあります。11月14日付けのAFP通信配信のニュースによると、2008年五輪に向け、北京が間違いだらけの英語標識を修正するキャンペーン("Use
Accurate English
to Welcome the Olympics" campaign)を開始したそうです。民族公園が"Racist
Park"、非常出口で"No entry on peacetime"となっているなどのケースが、市民から300以上も報告されたのがきっかけのようですが、(これらの2例がどうしておかしいのかに気付かない場合は特に)ユーザーを気持ちよくおもてなしできるよう、日本の英文サイトもこのようなキャンペーンが必要かもしれません。