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グローバルWebサイト成功の知恵(6)
日本の海外向けWebサイトには「編集」がない?
一般的に日本の企業サイトには、「編集」がありません。その大部分は、企業の担当課から原稿(テキストと写真)が出て、制作会社はこれを整理(編集ではない)してWebのページデザインをするだけというケースが、ほとんどではないでしょうか。優れたページを作っている企業は、編集センスを持った広報部員がいるか、制作会社側に優れた編集のプロを抱えているかにかかっています。海外向けサイトについてはなおさらです。ネイティブのプロの編集者がいれば、すばらしいページづくりが可能になります。

●編集されていない原稿とは、

1)
タイトルや見出しが吟味されていない。
あるいは見出しがない。
2)
個々の文章が、長すぎたり短すぎたり、
リライトされていない。
3)
コンテンツ全体として表記が統一されていない。
4)
校正されていない原稿である。

●Web向き原稿とは

1)
モニターの可読性を考えると、
日本語は1ページ800〜1,200字、
英語は1ページ200〜300ワードが読みやすい。
2)
本文原稿は、モニター上では「結論」を
先に出した方が読みやすい。
3)
文章の段落は1行空けるほうが読みやすい。

などが編集上でWebの原稿づくりの基本となります。
これが海外向けサイトの英語(外国語)となると、一般的にチェックが大変甘くなっています。大部分の原稿が、日本語からの翻訳ですから直訳的な表現が多いのは仕方がないとして英語(外国語)にスペルミスは、絶対になくしましょう。

●海外向けの原稿優劣度

ランクA:
想定国、想定ユーザ(読者)を考慮した文章(文体)
(英語ならば米国と英国、その他。
 カジュアルな文体かオフィシャルな文体か)
ランクB:
日本語の直訳原稿ではなく、英文のリライトを付加した原稿
ランクC:
直訳ではあるが、スペルミスなど間違いのない原稿

一般的な翻訳事務所では、そのほとんどがCランクとなります。翻訳者は通常、技術者であり文章家ではないことと、文章の質を上げるためにはコストがかかることに原因があります。企業イメージを下げないために、重要なページはきっちりコストをかけましょう。
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